ご相談いただけるお悩み CONSULTATION
トラウマ、愛着障害、過去の傷つき体験へのケア
キーワード:トラウマ、愛着障害、傷つき体験、アダルトチルドレン、不安障害、
このようなお悩み・困りごとはありませんか?
- 特定の場面や状況で強い不安や恐怖を感じる
- 突然、過去の出来事が思い出されて気持ちが不安定になる
- 人との関係で安心感を得られず、深い関係を築くことが難しい
- 些細なことでも強い緊張や警戒心を感じる
- 自分の感情がわからなくなることがある
- 信頼関係を築くことに不安を感じる
- 自分を大切にすることが難しい
- 安全な場所でも落ち着かない感覚がある
優しい詩のカウンセリングでの取り組みと目指していくこと
安全・安心な環境づくり
カウンセリングでは、まず何より安全で安心できる環境を整えることを重視します。ご自身のペースで、無理なく進めていくことができます。「話したくないこと」「触れたくないこと」については、その意思を尊重します。多くの方が、安全な場所で休める感覚を少しずつ取り戻していきます。
来談者中心療法による支援
安全な関係性の中で、つらい体験や感情をご自身のペースで少しずつ整理していくことができます。「こんな風に感じるのはおかしい」「もう忘れるべき」といった思いから少し距離を置き、ご自身の気持ちに向き合っていく過程をサポートします。徐々に、自分の体験や感情を理解し受け入れていく中で、新たな一歩を踏み出す力が育っていく方が多くいらっしゃいます。
認知行動療法によるトラウマ反応への対処
トラウマ体験に関連する侵入的思考や回避行動、否定的信念などに焦点を当て、より適応的な対処を練習します。必要に応じてトラウマ焦点化認知行動療法の要素を取り入れ、過去の体験が現在の生活に及ぼす影響を軽減していくことを目指します。
段階的なトラウマケア
トラウマインフォームドケアの考えに基づき、今の生活の安定を第一に考えます。必要に応じて、安全な記憶や資源を育てる作業から始め、少しずつ対処スキルを身につけていきます。日常生活の中で、安定感が増していく体験をされる方が増えていきます。
愛着の課題への理解と支援
信頼関係を築く難しさや、人との距離感の取り方について、その背景にある要因を理解しながら、新しい関係性の築き方を一緒に探っていきます。
心身の安定化
呼吸法やグラウンディング(地に足をつける感覚を取り戻す)などの技法を用いて、心身の安定を図ります。日常生活で実践できる対処法を見つけることで、少しずつ自分をケアできる方法が増えていく方が多くいらっしゃいます。
事例紹介
Eさん(30代女性)の場合
幼少期からの複雑な家族関係により、人との信頼関係を築くことに強い不安を感じていました。仕事では有能でしたが、親密な関係になることを避け、孤独を感じていました。
カウンセリングでは、まず安全な場での安定した関係性を築くことから始めました。Eさんのペースを大切にしながら、少しずつ自分の気持ちや必要としていることに気づいていく作業を進めました。
約1年のカウンセリングを通じて、「自分の気持ちを大切にしてもいい」という実感が育ち、徐々に信頼できる人間関係も広がっていきました。